nmzcat に headings も出力するように修正 ― 2014年02月08日 17時23分42秒
nmzcat に headings も出力するように修正しました。
tests/data/ja/powerpoint2002.rtf を nmzcat で表示すると content が空で内容が何も表示されませんでした。 このため、headings も出力することで、内容の確認ができるようにしました
Text-Kakasi PPM アップデート ― 2014年01月25日 10時14分00秒
Build 1600 番台用の Text-Kakasi PPM (x64版) をアップデートしました。
先日リリースされた KAKASI 2.3.5 ベースのものに変更しました。
KAKASI 2.3.5 リリース ― 2014年01月18日 17時55分55秒
KAKASI 2.3.5がリリースされました。
http://kakasi.namazu.org/stable/kakasi-2.3.5.tar.gz
変更点は以下になります(NEWSより抜粋)。
- UTF-8 の入出力に対応 (要 iconv)
- 長音符号(ー)の扱いをより正しく修正
- do_kakasi() が不正なメモリ領域を返すことがあるバグを修正
- kakasidict に含まれていた誤ったエントリを修正
- ヘボン式ローマ字表に含まれていた誤りを修正
- 従来のローマ字表も指定できるよう -t オプションを新規追加
- 誤った SS2 sequence を与えたとき segfault する問題を修正
- コンパイル時の warning に対応して修正
- 新規にテストスクリプトを追加
- 分かち書き時(あるいは -s オプション指定時)の区切り文字として任意の ASCII 文字列を指定できるように -S オプションを新規追加
- 学年別ひらがな変換機能として -l および -L オプションを新規追加 (詳しくは doc/README.level 参照)
- ふりがな付与時(-JH -f オプションあるいは -Lx オプション)の括弧記号として任意の ASCII 文字列を指定できるように -F オプションを新規追加
- 漢字1文字ごとの全ての読みを表示する -y オプションを新規追加
- エンディアンに依存しないバイナリ辞書のサポート
- ローマ字テーブルの修正 (古いテーブルを利用するには -t オプションを指定)
Perl 5.8.1 と 5.18.X 対応 ― 2013年12月15日 20時25分49秒
Perl 5.18 系だと make check で fail することがわかりました。
Perl 5.18 ではハッシュ周りに修正が入っているようです。
> ハッシュのランダム化 > > Perl のハッシュ関数が使う種はランダムになりました。 これは、 > keys(), values(), each() のような関数が返すキー/値の > 順序は実行毎に異なるということです。
この修正の影響を受けており、Perl 5.8.1 の時のように環境変数 PERL_HASH_SEED に 0 を指定すると pass します。
PERL_HASH_SEED = 0 の有無の違いを調べたところ、 mhonarc.pl の each を使う部分があるのですが、
# Format MHonArc X comment extracted headers as regular headers my $mha_header = ""; my($fld_name, $fld_value); while (($fld_name, $fld_value) = each %$mha_fields) { $mha_header .= join('', $fld_name, ': ', $fld_value, "\n"); }
each が返すキー/値の順番が実行毎に異なるため、$mha_header の 内容が変わってしまいます。
内容が変わるといっても、フィールドと値のペアの出現順が変わる だけですが、これによってフレーズが変わることになります。
ここのフィールドと値のペア間でのフレーズは、本来意味をなさない ものではありますが。
とりあえず実行毎に $mha_header の内容が変わらないようにすれば make check は通るようです。
mhonarc.pl のバグとは言えませんが、例えば以下のように修正しました。
for my $key (sort keys %$mha_fields) { $mha_header .= join('', $key, ': ', $mha_fields->{$key}, "\n"); }
なお、$mha_header の内容は実行毎に同じになりますが、ソートしているため、修正前のものを 5.18 より前の Perl で動かして作成した インデックスとは内容が異なるものと思います。
が、前述のように意味のないフレーズ部分ですので、大きな問題では ないものと思います。
この修正で PERL_HASH_SEED = 0 は 5.8.1 でも不要となりましたので、mknmz の 5.8.1 チェックも外しました。
これらの修正を行い、コミットしました。
Namazu for Windows 2.0.22 pre4 x64版の諸注意 ― 2013年12月02日 04時19分38秒
公開している Namazu for Windows 2.0.22 pre4 のバイナリは x64 版ですが、フィルタから呼び出す外部コマンドは、x86 版でも x64 版でも問題ありません。
ただし、ActivePerl 1600 番台 x64 版 を使うため、Perl モジュールはピュアPerl モジュールか、1600 番台の x64 版のものでなければなりません。 (x86 版、1600番台以外の Perl モジュールは動作しません。)
PGP 公開鍵サーバ ― 2013年12月01日 08時32分56秒
PGP 公開鍵サーバは、いろいろと閉鎖されていますね。
今、生きている公開鍵サーバを以下にリストアップしておきます。
Namazu for Windows 2.0.22 pre4 公開 ― 2013年12月01日 08時19分18秒
Namazu for Windows 2.0.22 を公開するにあたり、Namazu for Windows 2.0.22 pre4 を公開します。 (アーカイブファイル) http://www.namazu.org/test/nmz2.0.22pre4.001-x64.zip (署名ファイル) http://www.namazu.org/test/nmz2.0.22pre4.001-x64.zip.sig (MD5sumファイル) http://www.namazu.org/test/nmz2.0.22pre4.001-x64.zip.md5 (32aa2d56e68abac0290b38a9f605fda2 *nmz2.0.22pre4.001-x64.zip) (sha1sumファイル) http://www.namazu.org/test/nmz2.0.22pre4.001-x64.zip.sha1 (06522fccdf4204d6e529c912c4be51696f282b7f *nmz2.0.22pre4.001-x64.zip) 配布アーカイブには PGP による電子署名を行なっています。 署名は寺西忠勝の個人の鍵 (Key fingerprint = 474E 4D93 8E97 11F6 662D 8A42 17F5 52F4 10E7 D14E) にて行なわれています。 この鍵は以下の PGP 公開鍵サーバ他より検索/取得が可能です。 http://www.openpksd.org/ http://pgp.nic.ad.jp/pgp/ http://pgp.mit.edu/ http://pgp.dtype.org/ <<< 備考 >>> * 本アーカイブに含まれるバイナリは、x64 版です。x86 では動作しません ので、ご注意ください。 * ActivePerl x64 版のビルド 1600 番台(Perl 5.16)専用です。 x86 版や 1600番台以外では動作しませんので、ご注意ください。 * 本アーカイブのバージョンは 2.0.22pre4 ですが、2.0.22pre4 に対して 以下の修正を加えています。 - epub.pl フィルタの追加 - テストデータの追加 - pltests のサブテストが並列に実行されないように修正
pltests のサブテストを逐次実行に変更 ― 2013年12月01日 07時31分43秒
ActivePerl のバージョンが変わったためか、pltests のサブテストが並列に実行されてることに気づきました。
pltests のサブテストは順番に実行しないとまずいので、pltests/pltests.pl.in を修正し、逐次実行するようにしました。
Namazu 2.0.22 pre4 公開 ― 2013年12月01日 06時11分57秒
Namazu 2.0.22 pre4 を以下に置きました。 ・アーカイブファイル 1373022 バイト http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.22pre4.tar.gz ・署名ファイル http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.22pre4.tar.gz.sig ・MD5sumファイル http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.22pre4.tar.gz.md5 (66bf4472b6c4945e355915fa8d2cad42 *namazu-2.0.22pre4.tar.gz) ・sha1sumファイル http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.22pre4.tar.gz.sha1 (1a452a0be85770de75033b580e9273ad8def5eac *namazu-2.0.22pre4.tar.gz) 配布アーカイブには PGP による電子署名を行なっています。 署名は寺西忠勝の個人の鍵 (Key fingerprint = 474E 4D93 8E97 11F6 662D 8A42 17F5 52F4 10E7 D14E) にて行なわれています。 この鍵は以下の PGP 公開鍵サーバ他より検索/取得が可能です。 http://pgp.nic.ad.jp/pgp/ http://pgp.mit.edu/ http://www.cl.cam.ac.uk/PGP/pks-commands.html <<< 2.0.22pre3 からの主な変更箇所 >>> - list/namazu.el, gnus-nmz-1.el のコーディング指定を追加 - pl/extzip.pl の Compress/Zip.pm チェック削除 - EPUB フィルタおよびサンプルデータの追加 - File::MMagic の削除と configure のメッセージ変更 - pltests の env.pl に File::MMagic のバージョン出力を追加 - OLE フィルタの Office 2013 対応の見直し - x64 版 Office 2013 の対応を見送り(Visio 2013 を除く) - PowerPoint 2013 の対応を見送り(x86, x64 版共に) - tutorial 更新
olepowerpoint.pl の PowerPoint2013 を未サポートに変更 ― 2013年11月09日 20時54分54秒
PowerPoint2013 で olepowerpoint.pl がハングアップすることが確認されましたので、PowerPoint2013 のサポートを外しました。
これまでにも OLE フィルタ処理中にアプリケーションが終了せずにハングアップする不具合が起こることはありました。 ただし、それはインストールされている Office が壊れている場合であって、Office の再インストール、SP のインストール、update を行うことで解決しました。
PowerPoint2013 に関しては、クリンインストール状態でも終了できないという不具合が発生します。 また別件ですが、Word2013/Excel2013/PowerPoint2013 の x64 版は動かすことができないという不具合もあります。 どうも Office2013 がダメな感じです。
なお、Visio2013 は x64 版でも動作します。
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