Namazu 2.0.17RC1 公開 + 動作チェックに協力していただける方募集2006年10月08日 13時37分10秒

Namazu 2.0.17 のリリースを予定しております。

それに先立ち、Namazu 2.0.17RC1 を公開いたします。
この Namazu 2.0.17RC1 のコンパイル + 動作チェックをしていただける方を広く募集しておりますので、皆様ご参加のほどよろしくお願いします。

・アーカイブファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC1.tar.gz

・署名ファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC1.tar.gz.sig

・MD5sumファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC1.tar.gz.md5
(MD5sum: c16b11a297eb39a46c2bf319aed9cd99)

・sha1sumファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC1.tar.gz.sha1
(sha1sum: 50bcde832a6c7be84e2d41fa7fa95cb14c74ee4c)

配布アーカイブには PGP による電子署名を行なっています。
署名は寺西忠勝の個人の鍵
(Key fingerprint = 474E 4D93 8E97 11F6 662D 8A42 17F5 52F4 10E7 D14E)
にて行なわれています。
この鍵は以下の PGP 公開鍵サーバ他より検索/取得が可能です。

http://pgp.nic.ad.jp/pgp/
http://pgp.dtype.org/


[2.0.16からの主な変更点]
・filter/html.pl <script> タグの不具合を修正
・filter/html.pl META タグの の XHTML 形式 "/>" に未対応の不具合修正
・filter/win32/olevisio.pl Visio 2000 Type Library を追加
・filename_to_title パス区切り文字を含まないファイルに対応
・filter/zip.pl テンポラリファイルが残るバグを修正
・oleexcel.pl の Perl_VERSION を PERL_VERSION へ
・Windows版で強調表示できない場合があるバグを修正
(isalpha -> nmz_isalpha の置き換え)
・ファイルサイズが$FILE_SIZE_MAXを超えた場合のエラーメッセージが不正
・make clean で失敗する環境のために pltests/Makefile.am を修正
・filter/mailnews.pl base64/qcode でエンコーディングされた日本語
テキストに対応(シングルパート/マルチパート)
・mailtonews.pl マルチパートの途中で切れているメールのための対策を行う
・--debug 付きの filter/pdf.pl でプロテクト付きファイルと誤認される
問題を修正
・mknmz.in の process_file() の仮引数の数が間違っていたのを修正
・mknmz で --update オプションで指定したディレクトリの NMZ.status
の内容が読み取れない場合、終了するように修正
・テンプレートをカスタマイズした場合にバッファオーバーフローを起こす
可能性があったのを修正
・部分一致検索の場合にも、強調表示するように修正
・taro56.pl 機種依存文字、外字の処理のデバッグ
・taro56.pl 罫線処理のデバッグ。無限ループに入る問題を修正
・gcnmz,nmzmergeのログの形式をmknmzに合わせた
・"/>" 出力している部分を " />" に変更
・フィールド検索で正規表現検索を無効にできないバグを修正(REGEX_SEARCH)
・namazurc-sample の SUICIDE_TIME の項に (Only UNIX) と追加
・MinGw で未サポートの SIGALRM を signal に使っていることと、alarm を
SetTimer としているので、これを使わないように修正
・「"」「/」で検索すると強調表示で無限ループに入るバグを修正
・強調とHTMLエンコードの順番を変更。HTMLエンコードされるキーワードが
強調されない場合があった
・whence, max に空の値を設定した場合は、デフォルト値を使うように修正

[2.0.17pre1 からの主な変更点]
・po ファイルの更新
・フレーズ検索で free したメモリをアクセスする不具合を修正
・nmzchkw.pl を contrib に追加
・HIT数が多く、削除文書が多い場合のパフォーマンスを改善
・不要な nmz_copy_hlist() の呼び出しを省略し最適化

[2.0.17pre2 からの主な変更点]
なし

<<< Known Problem >>>

なし

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<<< 動作チェックに協力していただける方募集 >>>

動作チェックに協力していただけるボランティアを募集いたします。
手伝っていただける方は名乗りを上げていただけると助かります。
(動作確認できる OS 等の環境もお知らせください。)
皆様、ふるってご参加ください。

募集期間:
随時

動作チェック期間:
10/7~10/15 を予定(状況により、変更の可能性あり)

対象OS:
Linux, FreeBSD, OpenBSD, NetBSD, Solaris, Win32, MacOS X 他。

同じ OS でも複数の方が動作チェックに協力していただけると嬉しい
です。

資格:
- Namazu をソースからコンパイルできる環境を整えられる方。
- Namazu 2.0.16 のソースをコンパイルした経験のある方。
- Namazu のインストール、アンインストール経験のある方。

動作チェック方法(1):
namazu-2.0.17preX.tar.gz を展開後、コンパイル+インストールした上で、
make check を行ってください。
次にその結果を報告してください。

また、tests/test-log の最初の方に記録される mknmz -C の
出力結果も省略せずお知らせください。(テスト時に有効となって
いるフィルタを確認するため)

動作チェック方法(2):
1. pltests に移動し、perl alltests.pl を実行します。
画面にチェック結果が出力されます。また、test-log ファイルに
ログが出力されます。
2. OS, Perl のバージョンをお知らせください。
3. 画面に出力された結果をお知らせください。
4. test-log の中の最初の方に記録される mknmz -C の
出力結果も省略せずお知らせください。(テスト時に有効となって
いるフィルタを確認するため)


以上が最低限の動作確認と考えていますが、更に手元のデータで
検証していただけるのであれば、なお嬉しいです。
そちらで、何か不具合が確認されましたら、その内容を報告して
ください。

注意事項:
- Namazu 2.0.16 でも同じように生じる不具合に関しては、致命的な
ものでない限り、2.0.17 で修正することは見送ります。
(2.0.17 のリリースを優先します。)
次の 2.0.18 には反映したいと思いますので、報告は随時受け付けます。
- rpm などのパッケージは用意しておりません。ソースからコンパイル
して動作確認してください。
- Windows ネイティブ版のインストーラは用意しておりませんが、コンパ
イル済みバイナリは準備ができ次第公開する予定です。
- 大切な文書はバックアップを取った上でご使用ください。十分注意して
おりますが、開発中のもののため、対象文書を削除する危険がある
かもしれません。

MacOS X + gettext 0.14.2 への make check 対応2006年10月09日 12時18分03秒

namazu-users-ja#595 の問題に対応しました。(ただし、未確認)

gettext 0.14.2 以降では、環境変数による言語設定がされていない場合、Mac OS X の環境設定で指定された優先言語を使うようになっています。
最優先の言語が日本語になっている状態では、make check が失敗します。

テストスクリプトでは、内部で英語環境に切り替えてテストを行うものがあります。この部分で OS の言語設定が優先されると日本語環境として処理されるためテストに失敗します。

しかし、OS の言語設定よりも LANGUAGE が優先するようですので、テストでは pltests と同様に LANGUAGE に C を設定するようにしました。
この修正で make check は通るでしょう。

また、通常使用時に、メッセージの言語を変える場合は環境変数LANGUAGE を LANG の代わりに使うことで可能と思われます。

.eml ファイル対応2006年10月14日 09時53分56秒

.eml ファイルは RFC2822形式のファイルだということなので、デフォルトで .eml ファイルをインデックス作成対象とするように $ALLOW_FILE に追加しました。

File-MMagic 1.27 をインポート2006年10月14日 09時56分56秒

File-MMagic 1.27 をインポートしました。
通常使用において File-MMagic 1.25 より処理が高速になるはずです。

env.pl 追加2006年10月21日 07時11分44秒

環境変数の値をログに記録する env.pl を pltests に追加しました。

Namazu 2.0.17RC2 公開2006年10月21日 07時12分22秒

Namazu 2.0.17RC2 公開

・アーカイブファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC2.tar.gz

・署名ファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC2.tar.gz.sig

・MD5sumファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC2.tar.gz.md5
(MD5sum: 69a93969d8923ddaa4f0cddbf08a5ff7)

・sha1sumファイル
http://www.namazu.org/test/namazu-2.0.17RC2.tar.gz.sha1
(sha1sum: d3edfd23dc1277bce0ce0f05750b778b396c8d1f)


<2.0.17RC1 からの変更点>
・MacOS + gettext 0.14.2 では、システムの言語設定が優先されることで、メッセージが英語にならないため、make check が失敗する問題を修正
・pl/conf.pl.in の $ALLOW_FILE に .eml を追加。サンプルも用意
・File-MMagic 1.27 をインポート
・gcnmz,nmzmerge から NMZ.status に出力する際、mknmz と同様に数字をコンマ区切りとなるように修正
・env.pl を pltests に追加。環境変数をログに記録

File-MMagic 1.27 PPM 公開2006年10月22日 01時48分50秒

ActivePerl 800 番台用の File-MMagic を 1.27 にバージョンアップしました。

Namazu をインストールされた方は、アーカイブファイルに含まれる
ppm-uninst.bat と ppm-inst.bat を使ってバージョンアップすることが
できます。

C:\> ppm-uninst
C:\> ppm-inst

一般的に File-MMagic 1.27 は 1.25 より高速に処理が可能です。
このため、mknmz の処理時間を少し短縮することができます。

Namazu 2.0.17RC2 for Windows 公開2006年10月24日 00時11分54秒

Namazu 2.0.17RC2 for Windows のアーカイブを公開しました。

(アーカイブファイル)

(署名ファイル)

(MD5sumファイル)

 e44c30106085363c3a404bb81407e4db nmz2.0.17RC2.001-win32.zip

(sha1sumファイル)

 caa4ccf080360be2d320800079d7f417f30b8051 nmz2.0.17RC2.001-win32.zip