x86(VC6)版とx86版の namazu.exe について2008年03月11日 17時30分30秒

結局、Visual C++ 2005 を使って namazu.exe をコンパイルする方針に変更しました。

これにより従来の VC++6.0 でコンパイル + setargv.obj をリンクした namazu.exe とは動作が異なります。

以後、従来のものを x86(VC6)版、新しいものを x86版と区別して呼びますが、x86(VC6)版では、インデックスの指定にワイルドカードが使用できました。これに対し x86版ではインデックスの指定にワイルドカードが使用できなくなりました。

これは x86版では msvcr[89]x 問題のため検索式にワイルドカード文字が含まれた場合、ダブルクォーテーションでワイルドカードの展開を抑止できないためです。setargv.obj のリンクを外すことでワイルドカードの展開自体を行わないことで、検索式を保護することにしました。結果としてインデックスの指定にワイルドカードは使えなくなったということです。

従来の namazu.exe とは互換性がなくなりますが、ご了承ください。 なお、namazu.cgi.exe の方はというと CGI という性質上、引数がありませんので、何の影響もなく従来と互換です。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://namazu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2727396/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。